金曜日ロードショー 【スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け】エピソード1からの解説 初めての人でもスカイウォーカーの夜明けを楽しめる!
スターウォーズ エピソード9 (2019)
〜スカイウォーカーの夜明け〜
※スターウォーズ初心者の方向けの内容になっていますので、根っからの大ファンにとってはかなり抜粋していたりおや?と感じる部分もあるかと思います。ご了承ください。
いよいよ金曜日ロードショーで、スターウォーズ最終章のラスト「スカイウォーカーの夜明け」がオンエアされます!
スターウォーズシリーズを見てみたいけれど、全部で9作もあるし(スピンオフ映画も含めたらもっとたくさん)、そんなに見てる余裕がない!っていう方もいらっしゃいますよね・・・
ご存知の方も多いと思いますが、スターウォーズシリーズは1977年にエピソード4からスタートするという、ちょっと複雑な設定で、公開は4→5→6→1→2→3→7→8→9の順です。
ただ、少し予備知識があればクライマックスのためにエピソード7から見始めてもなんとなくわかると思います。
今回は時系列がわかりやすいように、公開順ではなくエピソード1〜8の順に簡単にストーリーをご紹介したいと思います!
1から順に読むすらも面倒・・・という方のために、1番最後に「究極のまとめ」をご用意しましたので、目次からそちらに飛んでいただければ幸いです!
- スターウォーズ用語
- エピソード1 (1999)
- エピソード2 (2002)
- エピソード3 (2005)
- エピソード4 (1977)
- エピソード5 (1980)
- エピソード6 (1983)
- エピソード7 (2015)
- エピソード8 (2017)
- 読むのが面倒な人へ、エピソード9を見るための究極のまとめ
スターウォーズ用語
はじめに、これだけは抑えておきたいという最低限の用語を3つだけご紹介します。
フォース
すべての生命から流れているエネルギー。フォースには「ライトサイド(光明面)」と「ダークサイド(暗黒面)」がある。
ジェダイ
フォースのライトサイド(光明面)を操る者。フォースを操るための資質と修行が必要。ジェダイには師弟関係があり、修行中の者をジェダイ・パダワン、一人前として認められた者をジェダイ・ナイト、弟子を持つことを許された者をジェダイ・マスターと呼ぶ。
シス
フォースのダークサイド(暗黒面)を信仰する者たちのこと。シスとなった者は、暗黒卿として「ダース」という名を授かる。(例 ダース・ベイダー)
エピソード1 (1999)
銀河系は通商連合が仕切っていた。通商連合の評議会は、従わない惑星ナブーをよく思っておらず、ナブーの女王パドメを評議会へと呼ぶ。
評議会の一員でパドメの味方でもあるパルパティーンと話し合い、クワイ=ガン・ジン(師匠)とオビ=ワン・ケノービ(弟子)の2人のジェダイは、パドメ女王を連れて惑星タトゥイーンへと逃れた。そこで出会った少年アナキン・スカイウォーカーから強いフォースを感じ、クワイ=ガンは彼をジェダイに育てるために母親から預かることにした。アナキンは少年ながらもC-3POという礼儀・通訳用ドロイドを作るほど手先も器用だった。
幼心にもアナキンはパドメへの憧れと愛情を抱いていた。のちの戦いでクワイ=ガンはシスのダース・モールに殺されてしまう。
亡きクワイ=ガンに代わり、オビ=ワンがアナキンの師匠となり、ジェダイとしての修行をすることとなった。
エピソード2 (2002)
〜クローンの攻撃〜
銀河系は再び秩序が乱れ、パドメ女王の護衛という形でアナキンは10年ぶりにパドメと再会し想いが溢れていた。また10年の修行の間、母親に会えていないことでの寂しさも限界に来ていた。
ある日アナキンは母親が苦しむ予知夢を見る。母を助けるために母国のタトゥイーンに帰るが、母親は拉致されて暴行をされ、命を落としてしまった。アナキンは母を殺した一族を、怒りの感情に任せて皆殺しにしてしまった。
アナキンは、自分の実力を過小評価するオビ=ワンに嫌悪感を抱くようになる。また、ジェダイの掟で恋愛が禁じられており、愛するパドメと結ばれないことについても不満が募る。
ジェダイマスターのヨーダは、アナキンの不安や怒りは、ダークサイドの影響を受けやすく、暗黒面に落ちるのではないかと気に病んでいた。また、シスの暗黒卿ダース・シディアスも、強いフォースを持つアナキンをダークサイドへと取り込もうと狙っていた。
シスの軍隊はどんどん勢力を増していったが、ジェダイも大量のクローン軍隊を育てており、戦いの際にはクローンが大きな力となった。
最終的にアナキンは掟を破り、パドメと極秘で結婚する。
エピソード3 (2005)
〜シスの復讐〜
アナキンはパドメとの結婚について隠したままだったが、パドメから妊娠していることを知らされる。その後アナキンは、パドメが出産で命を落とす夢をみて、母親の時の不安が蘇る。
アナキンは自分を評価してくれないオビ=ワンや他のジェダイマスターたちに不信感があったため、予知夢について相談できず、唯一自分の力を認めてくれる評議会のパルパティーンに話す。パルパティーンは「パドメを救うためにはフォースの全て(暗黒面)を知る必要がある」とアナキンをそそのかす。パルパティーンはシスの暗黒卿ダース・シディアスであった。パドメを救うためならとアナキンはダークサイドに落ちてしまった。そしてシディアスからシスの暗黒卿として「ダース・ベイダー」の名を授かった。
その後アナキンは、パルパティーンの命令でクローン軍隊を操り、ほとんどのジェダイを殺してしまう。真実を知ったパドメはアナキンを説得するも失敗。パドメにもオビ=ワンにも裏切られた思いのアナキンは憎悪の思いが募る。アナキンはオビ=ワンとの最後の戦いで手足を失い瀕死の状態になった。
瀕死のアナキンを助けるために、ダースシディアスは彼に金属の手足を与え、全身を黒い鎧で覆った。
アナキンを失い悲しみに暮れたパドメは、生きる気力も失い、予知夢の通り出産で命を落とした。生まれてきた双子の子はルークとレイアと名付けられ、身を隠すためにそれぞれ別の場所で育てられることになった。
エピソード4 (1977)
〜新たなる希望〜
レイア率いる反乱軍はシスとの戦いの中でダース・ベイダー率いる帝国軍に捕まってしまう。捉えられる直前に、ドロイドR2-D2にメッセージを録画し、R2-D2とC-3POは脱出ポットである惑星へ逃げることに成功。
その惑星では、ルーク・スカイウォーカーが叔父叔母と質素な暮らしをしていた。仕事の手伝い用ドロイドを探していたルークは、偶然R2-D2とC-3POを引き取り、レイアからのメッセージを見ることになる。レイアは「助けてオビ=ワン・ケノービ」と言っており、ルークは知人のベン・ケノービのことかもしれないと、ドロイド達と一緒にベンを尋ねた。
ベンは昔オビ=ワンと名乗っていて、ルークの父の師匠でありジェダイであったことを話した。そしてルークの父はダース・ベイダーによって殺されたと語った。
その後ドロイドを追って惑星にやってきた帝国軍に叔父叔母は殺されてしまい、ルークはオビ=ワンと一緒にレイアを助けに行くことにする。帝国軍の宇宙船に行くための船とパイロットを探している中で、賞金首のハン・ソロとチューバッカに出会い、4人はレイアを救出するために宇宙船に乗り込む。
戦いの中で、オビ=ワンはダース・ベイダーに殺されてしまうが、レイアを救出することに成功。ルークとハンは戦友であり恋敵にもなった。
エピソード5 (1980)
〜帝国の逆襲〜
ルークとハンはレイア率いる反乱軍と行動を共にしていた。途中でハンはジャバ・ザ・ハットに借金を返しに行くために反乱軍を去ろうとするが、帝国軍に襲われそうになったレイアを船に乗せて、そのまま古い友人ランドのいる惑星ベスピンに向かった。しかしベスピンはすでに帝国軍の支配下にあり、レイアとハンは人質となってしまう。
ルークは死んだはずのオビ=ワンの声が聞こえてきて、惑星ダゴバにいるヨーダの元でジェダイの修行するように暗示があった。ヨーダを訪ねたルークは修行をつけてもらうが、その途中フォースの力でレイアとハンが苦しむ未来が見えてしまう。そして修行を終える前に2人を助けに向かうが、心を整えることができないルークをみて、ヨーダとオビ=ワンはかつてのアナキンのようにダークサイドに引き込まれないか不安に感じた。
レイアとハンをおとりにしてルークを誘き寄せたダース・ベイダーは、ルークと対峙した時に、自分が父親であることを伝え、ルークをダークサイドへと取り込もうとする。
人質であったハンは瞬間冷凍されて賞金稼ぎへと引き渡されてしまうが、レイアとランドはルークを助けることに成功。
エピソード6 (1983)
〜ジェダイの帰還〜
冷凍状態で賞金稼ぎへと引き渡されたハンを救出するためにジャバ・ザ・ハットのもとを訪れる。力尽くでハンを取り返し、解凍に成功。
その後再びヨーダの元を訪れたルークは、ダース・ベイダーが父であることを隠されていた不満をぶつけるが、ヨーダは死の直前に「スカイウォーカーはもうひとりいる」と伝えた。ルークはオビ=ワンからレイアが双子の妹であることを聞いた。
ルークは父がかつてはジェダイだったこと、まだ善の心があるはずだと信じ、自らベイダーとシディアスの元へと向かう。ベイダーと戦う中で「父さんにはまだ善の心があるはず」と訴える。ルークにやられそうになったベイダーを見て、パルパティーンは「従わないなら殺すだけ」とルークに攻撃を始めた。パルパティーンに殺されそうになったルークをかばうため、ベイダーはパルパティーンの攻撃を浴びながら彼を宇宙船の底へと突き落とした。ルークとベイダーは脱出しようとするが、ベイダーは最期にマスクを外した自分の本当の顔で息子と向き合い、そのまま力尽きてしまう。
エピソード7 (2015)
〜フォースの覚醒〜
シスのカイロ・レンはジェダイを根絶するべく、行方不明になっている最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーを見つける手がかりを探していた。そして、オビ=ワン・ケノービが持っている「スカイウォーカーの地図」を狙い、ストームトルーパーを率いて村を襲うことにした。ポーはオビ=ワンからスカイウォーカーの地図を受け取り、ドロイドBB-8の中に隠して遠くに逃げるように指示した。ポーは捕まり宇宙船内で拷問を受けるが、ストームトルーパーをやめて脱走したいと思っていたフィンと出会い、脱走に成功。だが惑星への着陸に失敗し、ポーとフィンは離れてしまった。
レイは小さい頃にいなくなってしまった両親がいつか帰ってきてくれると信じて、故郷を一度も出ることなくガラクタ漁りで生計を立てながら待っていた。そんな中「スカイウォーカーの地図」を持って逃げてきたドロイドBB-8と出会う。BB8の持ち主を探している途中でフィンに遭遇し、一緒にポーを探すことになった。さらに旅の途中でハン・ソロとチューバッカに出会い、4人は行動を共にする。ハンは息子のベンがダークサイドに堕ち、シスのカイロ・レンとなってしまってからレイアとも距離を置くようになっていた。
帝国軍は地図を持つBB8を探していたが、地図を見たレイをさらい、拷問して聞き出そうとするも、レイか持つ強いフォースの力のせいで洗脳は出来なかった。次第にレイは自分の中にある不思議な力に気づき始める。レイを救出しにきたフィンとソロだが、ソロは息子のベンの心も救いたいと願っていた。息子と対峙して心に呼びかけるが、ソロはベンに殺されてしまう。
レイは自分の力を確かめるためにもルークを探しに行くことを決意。
エピソード8 (2017)
〜最後のジェダイ〜
レイはルークを探し出し修行をしてもらえることになった。修行の中でレイは、カイロ・レンはルークが作り出してしまったことを知る。ルークがベンから強いダークサイドの力を感じ、手遅れになる前に殺そうとしたが、ルークに裏切られたと感じたベンは傷心し、本当に悪の道へ進んでしまった。
レイとレンはフォースによって何度もお互いの心を繋げられた。レイは次第に、レンの中にある迷いや善の部分が見えてきて、レンをシスから取り戻そうとする。
読むのが面倒な人へ、エピソード9を見るための究極のまとめ
- 強いフォース(能力)の持ち主アナキン・スカイウォーカーがジェダイという騎士になるための修行の途中、パルパティーンという悪者のせいで悪に染まってしまった!それがダース・ベイダー!
- ダースベイダーには2人の子供がいて、それが双子の兄ルーク・スカイウォーカーと双子の妹レイア!2人が生きているとわかれば力を利用されるだろうから、ダースベイダーにバレないように別々の場所で育てられていた!
- ダースベイダーは自分の子供が生きていると知り、大人になったルークを悪に取り込もうとする。従わないルークをパルパティーンが殺そうとするが、ダースベイダーがルークを守り、パルパティーンと共に命を落とした。
- ルークに子供はいないが、妹のレイアにはハン・ソロとの間にベンという息子が生まれた(つまりダースベイダーの孫)。ベンは叔父であるルークの元でジェダイになるための修行をするが、パルパティーンは強いフォースの家系であるベンを悪に取り込もうとして成功、カイロ・レンと名付けた!
- ルークは甥を救えなかったことを悔やみ、姿を消してしまった。
- レイは自分の力を知るために、行方がわからなくなっていたルークを見つけ、ジェダイの修行をお願いする。
- パルパティーンはベン(カイロ・レン)とレイの2人の力を合わせて銀河征服を企んでいた・・・
いかがでしたでしょうか?
少しでも予備知識となりましたら幸いです!1970年代の初期のスターウォーズシリーズは「こんな年代にこんなにすごいCGが作れたんだ」と感動します。気になった方はぜひ見てみてください!!